社畜レベル向上プロジェクト

真剣に社畜としての自分の人生に向き合うブログです

社畜やめますか?社畜レベル上げますか?

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「安い仕事はやらねぇぜ」なんて言いながらアドリア海上をサボイアS.21で颯爽と飛んでいたい。

そんなことを夢見ているものの、当然現実は程遠く、どう転んでも日本海上をバナナボートで跳ねるのが精一杯のしがない会社員です。
ポルコといいます(ニックネームです)

日本の社畜のよりよい未来のために色々書いてみたいと思い、ブログを始めてみることにしました。

日々思うことや気づいたことをサラリーマンなりに深掘りしていきたいと思います。

 

社畜の定義

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早速ですが、社畜の定義って何ですか?

ウィキペディアによると以下のような定義だそうです。

会社に飼い慣らされてしまい自分の意思と良心を放棄し奴隷と化したサラリーマン、またはOL。

要は、会社からの指示に従うのみで思考停止している会社員、ということですかね。

しかし、この定義って「指示待ち人間」ですよね。どちらかというと会社側にデメリットをもたらす会社員、という意味合いが強いように聞こえます。
社畜」はもともとは1990年のバブル末期に作られた言葉のようですから、当初は意外と指示待ち社員を揶揄する言葉としても使われていたのかもしれないですね。

しかし社畜をこの定義とすると、「社畜から変わりたい」というような言葉を発したときに、その言葉の持つ意味が「画期的な施策を企画立案して、会社に貢献していきたい」というような、有能な会社員の期首コミットメントのように聞こえてしまいます。

それはそれでもちろん素晴らしいことなのですが、それを実現したいということであれば、既に数えきれないくらいの自己啓発本やビジネス書が出版されてますね。

 

では社畜の定義を、社員+家畜、というそのままの意味で捉えたらどうでしょう。

酪農家が持つ牛や豚と同じ性質ということですから、家畜(社畜)をやめて野生(独立)で生きていく力はないけど、餌(給料)もほどほどもらえるし、ストレス少ないし、現状に希望もないけど不満もない。

…こういう人、普通に結構いますよね。

不満がないんだから全く苦しんでもなくて、僕がイメージする社畜とは違うかなと。
会社が潰れたときには一気に苦しい立場に追い込まれるタイプの人達ではありますけどね。


僕がこのブログで定義する社畜とは

「会社(職場)に行くときに緊張する人」

どうでしょう?
いやいやそれ働いてる人ほぼ全員じゃん!?
ってツッコミがあるかもしれませんね。

この社畜には当然「会社に行くことが楽しくて仕方のない人」は含まれませんし、「会社に行くことに何も感じない人」も含まれません。

朝、通勤中の会社員が
「あー、会社行きたくねーなぁ。今月数字いってないし、ミーティングでまた怒られるし。こんな憂鬱な気分なのに会社に行かないといけないなんて、俺ってほんと◯◯だなー。」
って呟いたときに、◯◯に入るのに最もふさわしい言葉は何か?って問題を出したら、結構な確率で「社畜」っていう回答がくると思いませんか?
そしてたいていの会社員は、毎朝こんな感じなんじゃないかと(笑)

ポイントは、会社に行くのに緊張している、ということであり、それこそが日本を支える社畜達の成長源泉でもあると思っています。
ただ、もちろん度合いによりますので、その社畜的緊張感の種類分けも必要ですね。

ですが、ここから先の話は次回書くことにして、今回は初回投稿なので今後このブログで書いていきたいテーマについて言わせてください。

 

社畜レベル向上プロジェクトとは

テーマは「社畜としての仕事レベルの向上を目指す」です。

僕には会社をやめて独立するほどの勇気はありません。守るべきものもありますし。
最近は、脱サラ、起業して成功した人の体験談や、それこそユーチューバーなどの新たな生き方が注目されがちですが、正直僕にはまだ縁遠い話です。
そういう人達の姿を今の自分と重ねることができないので、彼らの立派な言葉も僕の心にまでは響いてこないのです。(これは僕の問題で、そのような生き方を選択できる方は本当に羨ましいですし、尊敬しています)

かといって、各分野、各会社で常にトップを歩んでいる会社員の成功談やそのコツを聞いても、とても僕にはマネできないものだと感じてしまい、これもまたなかなか響かないのです。もちろん勉強にはなるのですが。

そんな別世界で活躍をしている人達ではなく、本気で社畜をやっている人間にしか社畜のための記事なんて書けないのではないかと感じたのが、このブログを始めてみようと思ったきっかけのひとつです。

 

政治や法律などの大上段の話は社畜の実務にはほぼ関係ないので、どちらかというと、明日自分が会社で何をできるか、ということに焦点を当てたいと思います。

社畜の定義については上述しましたが、僕は社畜こそ今の日本の競争力を支えていると信じています。
会社、上司の方向性に疑問を持ち衝突したり、部下のことを真摯に思うが故に上と下の板挟みで悩んだり、案件の失敗に酷く落ち込んだり、皆会社という組織に振り回されながらも必死で生きています。

僕も一端のプライドだけはあるので、社内のトップエリートにはなれなくても、なんとか会社内でも一目置かれる存在になりたいと日々もがいています。

そんな日々で思うこと、考えていることをこのブログでつらつらと書いていきたいと思います。

それが、僕と同じように社畜として日々もがいている方の参考になったり、勇気になったりすれば幸いです。

自己紹介等々はブログの中で随時していきます。

また、このカテゴリー以外にも、日々思っていることや吐き出したいことについても気まぐれで書いていくつもりです。