社畜レベル向上プロジェクト

真剣に社畜としての自分の人生に向き合うブログです

社畜的緊張感の分類

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前回、社畜の定義を

「会社(職場)に行くときに緊張する人」

としました。

嫌なのに行かなければ行けない、それが会社ですね。
でも人によってその嫌な度合いも種類も違うと思います。
そこで、社畜的緊張感を分類してみます。

 

社畜的緊張感の分類

「自分の意見や方法の内容如何に関わらず、何かを上司(稀に顧客)に言うこと自体に大きな恐怖を感じる人」

これは、それまでに何度も何度も失敗し、失敗の度に人間否定をされ続けてきたことにより、もはや何を言っても確実に上司に人間否定をされるという恐怖に心を支配されてしまっている人です。
ここに陥ると、もはや正常な思考ができなくなり、いつ本人が潰れてもおかしくない状況です。
これに該当するケースを「鬱間近の社畜」とします。

続いて

「自分なりの意見や方法を持つことができず、持っていないことそれ自体について上司(稀に顧客)に厳しい指導(たまに人間否定)を受け続け、会社員としての思考方法を見失っている人」

これに該当する人を「思考ロスの社畜」とします。

「自分なりの意見や方法はあるものの、その内容や質が上司(稀に顧客)の求めるレベルに至っていないことが多く、その度に厳しい指導(たまに人間否定)をされるため、完全に自信を失ってしまっている人」

これは「自信喪失中の社畜」ですね。

「自分なりの意見や方法はあるものの、その内容や質が上司(稀に顧客)の期待するレベルかどうかが心配で、期待に応えたいというプレッシャーによって緊張している人」

これに該当するケースは「対プレッシャーの社畜」とします。

 

これくらいが丁度良い分類かなと思うのですが、どうでしょう。

 

書いてあることは全部分かり切ったことじゃん、と思われるかもしれませんが、自分が緊張状態にいるときには意外とその本質的な原因までを頭で整理することができなくなっていたりします。

極度の緊張状態に陥っているとき、自分は一体何にどうして緊張しているんだろう、と冷静になって緊張の原因を自分の中で明らかにしてみることを続けると、その場その場の対応だけではなく中長期的な目線でも対応策を考えることができるように思います。

 

緊張というものは外部環境(上司、顧客)と自身の内面(能力、自信)の関係によって決まるもので、一定に留まるものではないんでしょうね。

ちなみに僕の場合だと、今は日常の90%くらいは「対プレッシャーの社畜」です。
残り10%くらいは「自信喪失中の社畜」ですかね。

昔は長いこと「自信喪失中の社畜」だった時期もありましたし、「思考ロスの社畜」になっていた時期もありました。

人によって、"自信を失いやすい"、"恐怖に弱い"等々、傾向は出ると思いますが、いつも何に緊張をしているのかを正確に認識することは大切だと思います。

ちなみに僕は今、明日の仕事の準備不足で緊張していますが、これは上司の期待に応えられなかったらまずいというプレッシャーによる緊張ですね…。