社畜レベル向上プロジェクト

真剣に社畜としての自分の人生に向き合うブログです

スヌーピーの名言 for 社畜

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みんな大好きスヌーピー

ただ見た目が愛らしいだけでなく、人間ぽくてナルシストでたまに達観したりして本当に魅力的なキャラクターですよね。

そんなスヌーピーも、実は僕ら社畜の心に響く名言をいくつも言っているんです。

そんな中から、今回は僕が一番好きな言葉を紹介します。
それは、いばりんぼでわがままのルーシーと、スヌーピーとの会話から生まれます。

 

ルーシー「Sometimes I wonder you can stand being just a dog ….」
(時々、わたしはどうしてあなたが犬なんかでいられるのか不思議に思うわ)

スヌーピー「You play with the cards you’re dealt …whatever that means 」
(配られたカードで勝負するしかないのさ…..それがどういう意味であれ)

 

いいですねー、スヌーピーのこの回答。

トランプのカードゲームのポーカーに例えてるんですね。

5枚のカードが、人によっては配られた段階でフルハウスになっているかもしれないし、ワンペアかもしれない。

始めの手元のカードがなんであれ、プレイヤーはそのカードを使って勝負するしかない、ということですね。

スヌーピーは、なぜ自分が犬であるのかということに疑問を持ったことはあるものの、疑問を持ったところで何も変えることはできないのだから犬として精一杯生きようと、どこか達観しつつ現実を受け入れたという経験があるのでしょうね。

イケメン、ブサイク、髪がある、髪がない、運動神経がいい、悪い等々、自分ではどうしようも出来ないことなのに人生の方向性を大きく決めてしまうようなことってたくさんありますよね。

そういったものは、嘆いたって何も変わらないんだから全て受け入れるのが一番だよ、とスヌーピーは教えてくれているのです。

 

配られたカードで勝負するしかないのさ…..それがどういう意味であれ

 

この言葉を始めて見たとき、僕は全身にゾワゾワっと何かが上ってきました。

当時僕は企画部署にいたのですが、計数管理担当で、その分野の知識やスキルについては自信があったものの、その担当業務の地味さに辟易していた頃でした。

企画部署に転勤になったときには少し誇らしい気持ちになっていたものの、与えられた仕事は計数管理でした。

正しいのが当たり前、間違えれば怒られるという、なんともやりがいを感じるのが難しい業務なんです。

それでも自分なりに努力もして計数関連は社内でも一目置かれるようになったにもかかわらず、やはり光が当たるのは企画推進をやっている人間。それが同期だったり後輩だったりすることもよくありました。

僕も計数と企画を同時にやればよかったじゃないかと言われればその通りなのですが、当時の僕は、計数担当は上からは全然評価されないとただただ愚痴っているだけのひどい男でした。

そんな僕の目に入ってきたのが、このスヌーピーの言葉です。

あぁ、その通りだなと。

もうそれしか言えないです。当時の僕宛てのアドバイスとしてこれ以上の言葉はないですね。

他の同期達と比較して僕の上からの評価が低く、かなり落ち込んでいたときだったのですが、これを読んでとっても気持ちがラクになったのを覚えています。

自分はこんなことを愚痴るだけで人生を浪費するわけにはいかない。本気で人生を生きていこうと、強く思いました。

それから英語を勉強して運良くシンガポールに赴任でき、今は企画を担当しているのてますが、当時身につけた計数管理力が企画を具体的に進めて行くうえで非常に役立っています。

スヌーピー、ありがとう。